登場人物 ジオン公国軍

各動画サイトで視聴できる無料動画のリンク集を作りました。
スポンサードリンク

赤鼻
赤鼻 (Akahana) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。テレビアニメ30話、映画IIに登場。(声:永井一郎)

ジオン公国突撃機動軍戦略海洋諜報部隊に所属する爆発物エキスパートの特殊工作員。「赤鼻」は本名ではなくコードネームと思われる。階級は少尉で、工作員のリーダー格。シャアが指揮する特殊部隊「マッドアングラー隊」の一員。 名前の通り真っ赤な(茶色にも見える)鼻が特徴で、作中では黒にも見える茶色の全身タイツを着込んでいる。

シャアのズゴックと共に4機のアッガイでジャブローに潜入。ジムの量産化を確認した後、二手に別れシャア・クラフトと共に木馬破壊工作に向かうが、連邦軍に発見され銃撃に追われる。直ちに脱出を図るが、ガンダム(劇場版では61式戦車、安彦良和の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではジム)に撃墜された。

上記のような独特の風貌と、萌えキャラとして他のMSとは別ベクトルの人気を持つアッガイの代表的パイロットだったせいか、脇役の割には知名度が高い。また、プラモデルでは赤鼻のハンという名前で紹介されているが、これは「赤鼻の班」という台詞の誤認であると考えられている。なお劇場版では声優が違うが、未クレジットのため誰かは不明。

スポンサードリンク




アコース
アコースは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。12話・16話に登場。(声:12話は森功至、16話は鈴置洋孝、特別版植村喜八郎)

ランバ・ラルの部下で階級は少尉。ザクIIを駆り、ラルのグフを援護した。第16話にて再びザクで出撃するも、ラルがザクを分散させ過ぎたため孤立してしまう。そして、アムロ搭乗のガンキャノン相手に悪戦苦闘している内にマシンガンの残弾確認を怠り、弾切れを起こして狼狽したところへキャノン砲を食らい撃破される。


アサクラ
アサクラは、アニメ『機動戦士ガンダム』(41話に登場)、CDドラマ『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY 宇宙の蜉蝣』の登場人物。(声:テレビ版広瀬正志、劇場版III島田彰、特別版III北川勝博)

ジオン公国軍の技術将校で階級は大佐。キシリアの突撃機動軍に属する海兵上陸部隊(シーマ艦隊)の艦隊司令官だが、軍内部の派閥上ではギレン派に属しており、この人事に不服だった。編成された艦隊要員がマハル出身の無頼の徒で占められていた事も役職への忌避感を深め、艦隊運用に当たっては自身を遙任とし、代理司令官としてシーマ・ガラハウを置いた。

一年戦争末期には、ギレン・ザビ直轄下で密閉型コロニーの一つ「マハル」を再利用したソーラ・レイ建設・管制の責任者を務め、ギレンの指示に従って作戦時間21:05にゲル・ドルバ照準でソーラ・レイを発射した。当時のジオン公国軍の暗部に多く関わっており、戦後は責任の隠蔽・転嫁に奔走したのちに、自身はアクシズへ渡った。

第13話に登場したジオン軍前進基地司令官の設定画を流用したと思われる。


イリューシン
イリューシンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。21話に登場。(声:古川登志夫)

ハモンによるランバ・ラルの弔い合戦に参加、出撃時にハモンから3番目に声をかけられていた。ホワイトベースとの交戦で戦死したものと思われる。


イワノフ
イワノフは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。30話、映画IIに登場。(声:古川登志夫)

マッドアングラー隊の一員で巨漢。シャア達とジャブローに潜入した特殊工作部隊の一人。シャアとは別行動のグループでアッガイ内で待機していた。その後、銃撃に追われたシャアの要請で、61式戦車を撃破して陽動し脱出を援護する。その後、直ちにジャブローからアッガイで脱出を図るもガンダムのビームライフルで撃ち抜かれて戦死した。劇場版では赤鼻のみが戦死しており(実はイワノフの戦死シーンが流用されているが、シャアの台詞は「赤鼻が!」だった)、彼を含め他の潜入工作員は無事に脱出に成功した模様。


ウラガン
ウラガンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。16話・20話・22話・24話・25話・36話〜38話に登場した。(声:戸谷公次、一部は二又一成・佐藤正治、特別版II幹本雄之)。

ジオン公国突撃機動軍所属の軍人で巨漢。階級は中尉。マ・クベの副官として常に付き従い、雑務をこなしていたが、マ・クベの「骨董品(壺)蒐集」という趣味には特に興味を示さなかった。20話でドムが届かないとマ・クベの指示による虚偽の報告をランバ・ラルにした際に、「たとえ素手でも任務はやり遂げてみせる」と叫ぶラルを評して「戦馬鹿(いくさばか)とは、こういう男のことを云う」と心の中で冷笑していた。

テキサスコロニーでの戦闘でマ・クベが戦死し、彼が「良い物」として寵愛していた白磁の壺をキシリアの元に届けるよう託されるが、マ・クベ戦死直後に周辺宙域でデラミンの指揮下に入る。木馬への先制攻撃を進言するも、バロムの到着を待ち満を持して木馬を攻撃するというデラミンによって退けられる。その後、バロムのチベがワッケインと交戦していると知り、救出に動いたところを逆にホワイトベースに先制されて均衡は一気に崩れ、デラミン艦隊は全滅、彼も戦死した。結局、マ・クベから託された壺は、キシリアの元に届くことはなかった模様。

劇場版ではマ・クベが戦死しない関係で、彼も戦死していない。冒頭でその後のマ・クベの戦死を描いた『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』にも登場しておらず、消息は不明。


オルテガ
詳細は黒い三連星#オルテガを参照。


ガイア
詳細は黒い三連星#ガイアを参照。


ガデム
ガデムは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。3話に登場。(声:水鳥鐵夫、特別版I鈴木泰明)

ジオン公国軍の兵士で階級は大尉。百戦錬磨の猛者だが、高齢のため最前線からは退き、補給部隊にて後方を支えていた。

3話にて、ファルメル(シャア専用ムサイ)への物資及びモビルスーツの補給任務中にホワイトベースからの襲撃を受け、旧ザクで出撃してザク及び補給物資を放出した。ガデムの搭乗した旧ザクは武器を持っていなかったが、自艦パプアを沈められた怒りに燃えてガンダムに挑んだ。戦闘では射撃の回避及び格闘戦でのショルダータックルをお見舞いするが、ガンダムの性能の前にダメージを殆ど与えることが出来ず、逆にビームサーベルで機体を切断される。慌てて脱出しようとしたが間に合わず、機体が爆発して戦死する。しかし、出来る限りの物資をムサイへ送り届けた事から、最大の目的である補給任務は完遂したと言える。

劇場版Iではドズルの命令でシャアのムサイへ補給に来ただけで戦死していない。

ガバラ
ガバラは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。6話に登場。劇場版には登場しない。(声:玄田哲章)

地球方面軍指令ガルマ・ザビ配下のMSパイロット。ザクに搭乗する。ザクマシンガン・マゼラ砲・ドップの機銃による一斉集中砲火をガンダムに浴びせる作戦を取るが、反撃に転じたアムロの前にザクの頭部の動力パイプを掴まれ、引きちぎられた衝撃で背後のマゼラアタックに倒れ込み、もろともに爆死。

本編中のカットインのみで安彦良和による設定画が存在しない稀有なキャラ。


カラハ
カラハは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。27話に登場した。(声:二又一成)

マッドアングラー隊の一員でヒゲ面の豪快な男。肩を上下する特徴ある笑い方をする。ズゴックのパイロットを務め、ゴッグよりズゴックの方が性に合うと評価した。ハヤトのガンキャノンを圧倒するも、カイのガンタンクとアムロのガンダムのコンビプレーによって機体をビームサーベルで真っ二つにされ戦死。


ガルマ・ザビ
詳細はザビ家#ガルマ・ザビを参照。


カヤハワ
カヤハワは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。33話に登場。劇場版には登場しない。(声:古川登志夫)

ジオン公国宇宙攻撃軍コンスコン機動艦隊に所属するMSパイロット。そばかすが特徴的。リック・ドムに搭乗し、サイド6パルダ・ベイに潜入しての先行偵察任務に就いていた。ペルガミノの浮きドックへ入る木馬を発見し、コンスコンへ信号弾を発して知らせた。その後は不明だが、恐らく「3分も経たずに全滅した12機のリック・ドム」の中の一人、もしくは34話でのTV中継された戦闘の際に戦死したものと思われる。

「非・安彦デザイン」キャラの一人。


カンプ
カンプは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。13話に登場。(声:戸谷公次、劇場版沢木郁也)

偵察機ルッグン(コールサイン=ホットドッグ)に搭乗する兵士。パトロール中にリュウのコアファイターと戦闘し被弾、何とか前進基地へ逃げ込もうとするも基地の目前で墜落し死亡。TV放映時には名は無く、劇場版にて名前が付与された。


ギーン
ギーンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。17話・20話に名前のみ登場。

ランバ・ラル隊のザクのパイロット。キュイから発進してホワイトベースへ白兵戦を仕掛けるラルをザクで援護していたが、セイラの搭乗したガンダムからビームライフルの直撃を受け爆死。

劇場版でも同僚ステッチのようなビジュアル設定やカットインの追加は全く無かった。ラポート出版の当時のアニメ雑誌「アニメック」では、誤って22話のジオン兵設定画を彼として紹介していた。


キシリア・ザビ
詳細はザビ家#キシリア・ザビを参照。


キャリオカ
キャリオカは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。28話に登場。(声:二又一成)

マッドアングラー隊の一員で階級は軍曹。ブーンと共にベルデ漁業組合員に変装し、まんまとホワイトベース艦内に潜入する。ブーンからはジオン訛りが強過ぎるので喋らないよう命令される。見事に任務を果たし、間もなくブーンがグラブロで戦死したため木馬に乗り込んで生還した唯一のジオン兵となった。

彼の存在によって明らかとなった「ジオン訛り」は、『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』に於いてもバーニィの嘘が露見する伏線となる等、後継のシリーズにも少なからぬ影響を及ぼしたと言える。


ギャル
ギャルは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。14話に登場。劇場版には登場しない。(声:二又一成)

クラワン・ソルらと共に地方の小基地に所属するMSパイロットで、ザクに搭乗する。冒頭の慰問シーンでマジシャンが出したハトに「こっちは弾丸の一つも欲しいんだよ」と八つ当たりしていた(このことは補給線が延びきってしまい十分な物資が届かないためである)。クワランが有志を募って実行された肉弾作戦に於いて唯一のMS乗りとして囮役を務め、補給を終えて帰還するマチルダのミデアに銃撃を加えアムロをおびき出した。時限爆弾による破壊に失敗した後もクワランらと共に民間の青年団を装いアムロを激励に現れている。


ギレン・ザビ
詳細はザビ家#ギレン・ザビを参照。


ククルス・ドアン
ククルス・ドアンはアニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。15話に登場。(声:徳丸完)

東南アジアの島(一説には日本の長崎県五島列島とも言われる)に住む元ジオン兵。ジオン公国軍の地球侵攻の折、自分の操縦するザクIIのマシンガンによる攻撃で意図せず子供達の親を殺してしまう。その後に親にすがって泣き叫ぶ子供達をも殺せと命じられたが、それに従えず軍を脱走。孤島にその子供達ロラン・タチ・クム・チヨと一緒に住み、農作業に勤しみつつ面倒を見ていたが、その間も子供達の親を殺してしまったことで夜ごと悪夢にうなされ苦しんでいた。

脱走時にザクを持ち出しており、作中ではそれを用いて島に近づく者は連邦・ジオンを問わず強制武装解除させていた。ザクの性能を遺憾なく引き出す巧みな操縦によりアムロのコア・ファイターが撃ったミサイルを投石で撃墜したり(このミサイルの爆発でコアファイターも不時着している)、火器を持たずに丸腰で、かつての味方だった追っ手のジオン兵が乗るザクに格闘戦を仕掛け、ザクマシンガンで動力パイプと肩のシールドに被弾しつつも正拳突きでコクピットを直撃、撃破するという見事な戦いぶりを演じている。ガンダムに搭乗して迎撃せんとするアムロを敢えて制して披露した彼の男気溢れる格闘戦は、ビーム兵器によるロングレンジ戦に陥りがちだったアムロにとって、サイド7で接近戦によってザク2機を撃破した初心に返れとでも言われたかの如き示唆に富むものであった。

その後、アムロはドアンの体に染み付いた戦いの匂いが追っ手を惹きつけていると言い、彼のザクがその元凶だとしてガンダムでザクを海に沈める。アムロのこの行動に子供達は怒りを露わにするが、彼自身は戦いから解放されたため、子供達をなだめアムロに感謝している。

劇場版三部作では削られ、安彦良和のTHE ORIGINでも採り上げられず、作画も低調とあって余り評価の高くない回ではあるが、同じく劇場版で削られた14話「時間よ、とまれ」などとともに気に入っているファンも多いエピソード。また、先述の「ザク対ザクの格闘戦」に加え「ルッグンにぶら下がるザク」・「連邦軍の戦闘機」・「四つん這いでコアブロック換装」などのレアな見どころも一部で人気がある。


クラウレ・ハモン
クラウレ・ハモン (Crowley Hamon) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。12話・16話・17話・19話〜21話に登場した。(声:中谷ゆみ)

ランバ・ラルの内縁の妻。正式な軍人ではないが、部隊内ではラルと同等の指揮権を持っている。ランバ・ラル隊と共に地球へ降りてきた。なお、劇中ではハモン・ラルと表現されていて、クラウレの名は準備稿であった。マチルダと並んでアムロが惹かれた大人の女性であり、彼に大きな影響を残した。 

初登場は12話で、ラルと共に登場。19話ではラル達と砂漠の町ソドンを訪れ食事に立ち寄った店内で、ホワイトベースを脱走し離れていたアムロと偶然出会い、気に入って食事を奢ろうとする。

20話でゲリラ戦を挑んだラルの戦死を知り、怒りにまかせギャロップで突撃するが、ビームジャベリンの(劇場版ではビームライフルの)直撃を受けてギャロップは爆発、辛くもブリッジを射出して脱出に成功した。21話では、カスタムのノーマルスーツに身を包み、部隊の生き残りと共にホワイトベースへ特攻をかける。本来はギャロップで牽引されていたカーゴにギャロップのエンジンを搭載し、爆弾を積んでホワイトベースに向けて突撃させることによりアムロの注意を逸らせマゼラトップで背後を取ることに成功したが、止めを刺そうとした瞬間、横からいきなり突っ込んできたリュウ・ホセイのコアファイターと激突し、彼と共に爆死する。因みに劇場版『哀・戦士編』では黒い三連星との戦闘の後にハモンの復讐戦が描かれていた。

16話でマ・クベに補給依頼をする際に、彼の狡猾な性格を鋭く見抜いたコメントを付けた的確な判断力、そしてラルの死後に見せた生き残り部隊への堂々たる指揮官ぶりなどからも能力は高く、ラル隊の全隊員からも信頼されていた。ギャロップの最上部のブリッジにラルと共にいたり、12話では出撃するラルとくちづけを交わすなど相思相愛ぶりを垣間見せてもいる。

なお、小説版ではジオン・ダイクン及びギレンの元愛人で、ラルは3番目の男とされていたが、『モビルスーツバリエーション』の設定では、ラルと出会ったのは一年戦争時とされ、一般的にはこちらが公式設定とされている。漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では「かなり以前からの知り合い」という設定を与えている。

『THE ORIGIN』では彼女の過去も語られており、ティーンエイジャーの頃に後にジオン・ダイクンの妻になる女性アストライアの勤める酒場「エデン」に年齢詐称の上で歌姫として出入りするようになり、この頃にラルと知り合ったと思われる。その後、店を引き継ぐと共にラルの情報屋を務め、キャスバル・アルテイシア兄妹のジオン脱出行では自らガンタンクに乗り込んでザビ家・連邦軍双方の追撃をかわす活躍を見せた。「過去編」に於いても彼女とラルの描写に相当な紙数を割いていることから、作者の安彦良和にとって二人はかなりのお気に入りキャラクターであることが窺える。


クラウン
クラウンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。5話に登場。(声:飯塚昭三、劇場版I戸谷公次、特別版I佐々木誠二)

シャアの下、同僚のコム、ジェイキューらと共に、大気圏突入直前のホワイトベースに戦いを挑む。ホワイトベースの激しい銃撃で接近できずにいたところをシャアから「接近して叩け」と厳しく叱咤されている。その後、ガンダムと戦闘状態となり、シャアの撤退勧告を聞き入れずに(ガンダムに妨害され帰投したくても出来なかったという見方もある)戦闘を続けた結果、コムサイに戻れないまま大気圏へ突入してしまい、シャアに助けを求めながら搭乗するザクIIと共に燃え尽きてしまう。シャアは「無駄死にではないぞ」とガンダムを道連れにしたことを称えたが、ガンダムは降下中にマニュアルを読みながら股間から取り出したオプション装備の耐熱フィルム(劇場版では股間からの冷却風)で無事に大気圏を突破したため、結果として彼の死は無駄に終わる。

なお、これ以降のガンダム作品において「大気圏突入直前での戦闘」は定番のイベントとなる。また、彼のザクは左肩のスパイクが4本になっている。


クラフト
クラフトは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。30話、劇場版IIに登場。(声:二又一成)

マッドアングラー隊の一員で、ジャブローに潜入した特殊工作部隊の一人。ジャブローからアッガイで脱出しようとしたが、ガンダムのビームサーベルでアッガイを背後から真っ二つに両断され戦死。劇場版では赤鼻のみが戦死しており、彼を含め他の潜入工作員は無事に脱出に成功した模様。


クランプ
クランプは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。12話・16話・17話・19話・20話に登場。(声:戸谷公次、飯塚昭三、塩沢兼人、劇場版I龍田直樹、劇場版II二又一成、特別版I・II松本大)

ランバ・ラル隊副隊長で階級は中尉。ラル同様ゲリラ戦の専門家でラル・ハモンの信頼も篤い。ガルマの仇討ち部隊として組織されたランバ・ラル隊のNO.2[副官]として、ザンジバルやギャロップでハモンと共に指揮を執っていた。本来は彼が隊の副官であるが、彼はハモンを立て補佐役に徹している。降下してきたザンジバルが継続使用を許されず取り上げられたことに対しては不快の念を隠そうともしなかった。

ソドンの町では、ラル隊の他の面々とアムロに対し、好意的に接し大人の男を感じさせてくれる。しかし、ラル隊を快く思わないマ・クベによって作為的に補給が滞り、ラルはホワイトベースへの白兵戦を決断。クランプもそれに賛成する。

戦闘で混乱を起こした隙にキュイからパーソナルジェットでホワイトベースに取り付き、ブリッジの風防へ時限爆弾を仕掛ける。その時、窓の向かい側で食ってかかるキッカを見て、軍艦に子供がいることに驚くと同時に、ガラス越しにミライへキッカを連れて避難を促した辺りは、如何にもラル隊の一員であった(このシーンは戦闘中、しかも敵兵がその敵へ強い人間性を見せた場面であり、印象深いシーンである)。爆弾設置後、ホワイトベース内部へ侵入しようとした矢先、銃撃を浴びて戦死した。劇場版ではそのシーンが描き直され、撃ち抜かれて絶命する彼の表情がクローズアップされている。

漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』によると、開戦前の予備役時代はハモンの店「エデン」のウェイターを務めていた。


クリンク
クリンクは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。23話に登場。劇場版には登場していない。(声:池田勝)

マ・クベの配下で、階級は中尉。グフとドダイYSの連携運用部隊の隊長でドダイYSの機長。ヘイブのグフを乗せたドダイから部隊の指揮を執り、マチルダ・アジャン大尉のミデア編隊を襲撃した。ガンダムに空中換装する前にアムロ・レイのコアファイターを撃墜しようとした瞬間、逆にカイ・シデンのガンキャノンから対空砲撃を受けて撃墜された。 なお、濃褐色の肌、厚い唇、縮れた頭髪と、ジオンでは数少ないアフリカ系の容貌の持ち主。


クワラン
クワランは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。14話に登場。(声:市東昭秀)

ジオン軍地方基地に所属で階級は曹長。地球環境(昼夜の温度差や害虫)に慣れず、戦功を立ててジオン本国に帰りたいと思っていた所、連邦のモビルスーツの噂を耳にする。チャンス到来とばかりに勇んで有志を募った彼は大胆極まる強襲作戦を企てる。ギャルのザクにおびき出され、生身の兵士が乗るワッパの奇襲に戸惑うアムロのガンダムを翻弄しつつ高性能の時限爆弾(一発でシールドを破壊する威力)を5個セットすることに成功。が、リモコンの起爆装置も無く、タイムリミットまでに30分もかかったために全てアムロによって解除されてしまった。もし、破壊に成功していたらジオン本国に帰ることはもちろん、ジオン十字勲章さえも受賞していたかもしれない。ある意味で彼らは「全編を通じて最もアムロとガンダムを追い詰めたジオン兵」とも言える。爆弾処理を終えて一息つくアムロたちの処へ仲間と共に民間の青年団を装って現れ激励するなど最後まで人を食った大胆不敵さであった。

この「時間よ、とまれ」のエピソードは劇場版では完全にカットされてしまったが、前話の「再会、母よ」とともにジオン、連邦の前線兵士の厳しい実情が描かれ、クワラン隊の面々の人間臭さもあって一部では人気の高い放送回となっている。

冒頭のジオン軍慰問シーンに、富野監督の前作『無敵鋼人ダイターン3』のキャラであるコマンダー・エドウィンがマジシャン役で、主人公・破嵐万丈とギャリソン時田がそれを見る兵士らに紛れてカメオ出演している。因みにマジシャンの声は『ダイターン3』でエドウィンを演じた嶋俊介ではなく戸谷公次だった。


ケージ
ケージは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。13話に登場。(声:龍田直樹)

カンプと共に偵察機ルッグン(コールサイン=ホットドッグ)に搭乗する。パトロール中にリュウのコアファイターと戦闘し被弾、何とか前進基地へ逃げ込もうとするも基地の目前で墜落し死亡。TV放映時には名は無く、劇場版にて名前が付与された。


ゲビル
ゲビルは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。6話に声と名前のみ登場。(声:飯塚昭三、劇場版佐藤正治、特別版I麻生智久)

ジオン公国地球方面軍の戦闘機パイロット。ガルマの下でドップ小隊を預かる。ホワイトベースとの交戦で戦死したと思われる。スタッフのミスなのか、途中でハンブルと声が入れ替わってしまっていた。後に40話でデザインがバタシャムに流用された。

コーカ・ラサ
コーカ・ラサは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。26話に登場。(声:二又一成、劇場版戸谷公次)

マッドアングラー隊の一員。階級は曹長でゴッグのパイロット。ブーンの命令でシャアの到着前に木馬を沈めるべく、マーシーのゴッグと共に連邦軍ベルファスト基地を襲撃する。機雷網を突破した際、ゴッグの重装甲に感嘆した。上陸後もガンダムのバルカンを両手で受け、股間にハイパーハンマーが直撃しても倒れないゴッグの頑丈さを見せつけた。更に二度目のハイパーハンマーを両手でがっちりキャッチしたり、得意の海中戦に持ち込んでメインカメラを潰すなどガンダムを圧倒的に追い詰める戦いを見せたが、二刀流ビームサーベルで機体を切り裂かれて戦死した。

TV版では「ラサ曹長」としか呼ばれておらず、「コーカ」は劇場版にて付与された名である。劇場版ではベルファスト侵入後に姿を見せなくなり、セイラのコアブースターによるゴッグ撃破シーンはあるものの、彼の機体かどうかは不明。


コズン・グラハム
コズン・グラハムは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。12話(声のみ)・16話・17話に登場した。(声:12話は田中崇、16話・17話は戸谷公次、劇場版II兼本新吾、特別版II青山穣)

ランバ・ラル隊の一員で階級は少尉、彼の率いるザクIIのパイロット。12話で初登場後、16話で再びラルと共にホワイトベースを攻撃、その際にセイラの乗るガンダムを追い詰める。しかし、深入りし過ぎたためアコースを撃破して駆けつけたアムロのガンキャノンによって乗機がパンチと足払いを受け、コクピット内で昏倒してしまう。そのまま機体ごと捕獲され捕虜となったことにより、ジオン兵で初めてホワイトベースへ搭乗した人物となる(その際の彼の台詞によって初めて南極条約の存在が視聴者に明らかとなる)。

セイラにシャアの消息を訊ねられ「失脚し故郷に帰った」と伝える。捕虜となってからも態度はふてぶてしく、17話ではスキを見て奥歯に仕込んだ爆薬で独房の鍵を破壊し、ホワイトベースからの脱走を試みる(ホワイトベースの士官達が見習いや民間人だったため、身体検査のチェックの甘さが原因であった)が、逃げる途中に独房に入っていたセイラをジオンの人間だから味方だろうと考えうっかり声をかけたために脱走が発覚。第2通信室から無電で木馬の戦力に関する情報を送信した後、追っ手をかわしてエアロックのドアを施錠。パーソナルジェットで悠々と逃げようとしたところ、オムル・ハングが放ったロケット弾の爆風でドアごと吹き飛ばされ砂漠へ墜落して死亡した。

安彦良和の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではアムロの駆るガンダム(セイラ出撃のエピソードは無い)がラルのグフによって損傷した所を捕獲しようとするが、カイのガンキャノンに倒される。以降の展開はアニメ版とほぼ同じ。またルウム戦役にもザクパイロットとして参戦しており、バズーカで次々と戦艦を墜としたシャアに自分の予備弾を譲ろうとするも「余計な心配をせずにラルの分も働け」と戒められるシーンがある(なお、ラルはブリティッシュ作戦の非人道さに抗して軍を離れていた)。


ゴダール
ゴダールは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。28話に名前のみ登場。

マッドアングラー隊の一員で、ズゴックのパイロット。潜行しつつ浮上して頭部ミサイルを発射後、再び潜行という攻撃パターンでホワイトベースを攻撃するが、ハヤトのコアファイターを狙って水中からジャンプした瞬間をセイラのGファイター(劇場版ではコアブースター)に攻撃されビームキャノンの直撃で爆死。彼のズゴック撃破シーンは29話でジッタル戦死の場面に流用された。

名前の由来はジャン・リュック・ゴダールからと思われる。


コノリー
コノリーは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。26話・27話に登場。(声:二又一成、劇場版II沢りつお、特別版II河合義雄)

マッドアングラー隊の一員で、ブーンの副官。民間人に変装して自転車を盗みミハルと接触。彼女へ潜入用の連邦軍制服と報酬を手渡す(その際にミハルと彼が用いた符牒は「こんにちは、お急ぎですか」、「いや別に急いでませんよ」だった)。

彼はスパイ107号がミハルのような少女だとは思っていなかったようで、彼女を見て驚いていた(その割に渡した連邦軍の制服はウェーブ用だったが)。弟妹のために引き受けたミハルへ「偉いな」と声をかけて原隊に復帰して行った。その後の行方は不明。


コム
コムは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。本作においてこの人名は2名登場している。


コム(5話に登場)
厳つい顔で巨漢のジオン兵。5話にて、シャア率いる部隊の一員として大気圏に突入するホワイトベースを狙って攻撃をかけるが迎え撃つガンダムのハイパーバズーカの直撃でザクマシンガンを失い右手が使えなくなってしまう。やむなく左手にヒートホークを持ちシャアのザクとガンダムを挟み撃ちにしようとする。しかし、恐怖に襲われてアムロのガンダムがヤケになって振り回したガンダムハンマーの直撃を左わき腹に受け機体が爆発・戦死する。劇場版にも登場するが、新たなガンダムハンマーのシーンの原画が描かれたにもかかわらず、シーンそのものがカットされ戦死の描写は無い。(声:玄田哲章)


コム(8話に登場)
痩せていて小柄なジオン兵。8話にて、偵察機ルッグン(コードネームはビッグ・ジョン)の副操縦士として登場。パーソナルジェットでガンペリーから脱出するフラウ・ボゥが接近してウインクしたのを見て、頬を赤らめていた愛嬌のある若い兵士。その後ガンダムにルッグンを撃墜されるも軽傷で済み、ホワイトベースから降りたペルシア夫人に傷の手当をしてもらったあと、バムロと共に原隊に復帰している。劇場版には登場しなかったが、安彦良和の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』には登場している。(声:古川登志夫)


ゴロ
ゴロは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。5話に登場(声:もりしげき)

ファルメルの乗員で、ドレンと共にコムサイに搭乗し大気圏に突入した。降下後の地球における彼の活躍は不明である。


コワル
コワルは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。33話に登場した。(声:古川登志夫)

ジオンの技術将校で階級は少尉。ブラウ・ブロの試運転中に故障したところへ運悪くパトロール中のGアーマーと遭遇。部下が先走って攻撃したためやむなく戦闘になり、オールレンジ攻撃を展開するも本調子には程遠く、ボルトアウトしたガンダムのビームライフルに搭乗していた左半分を撃ち抜かれ呆気無く戦死した。


コンスコン
コンスコン (Conscon) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。33話・34話に登場。(声:永井一郎、劇場版III加藤治、特別版III渡部猛)

ジオン公国宇宙攻撃軍コンスコン機動部隊司令官で階級は少将。宇宙攻撃軍司令ドズル・ザビの腹心の一人。キシリアがガルマを敗死させた「無能な」シャアを重用していることに反感を抱くドズルの命令により出撃、チベ級重巡洋艦一隻・ムサイ級軽巡洋艦二隻およびリック・ドム12機からなる機動部隊で、サイド6から出港する地球連邦軍第13独立部隊に攻撃を仕掛ける。しかし、驚異的なニュータイプ能力を発揮し始めたアムロが駆るガンダムを筆頭とする第13独立部隊の応戦により、リック・ドム隊は3分とかからずに全滅、ムサイ級巡洋艦クワメルまでもが沈められてしまう。予想を超える甚大な損害と敵の圧倒的な強さに彼は「化け物か?」と口走っている。

その後、ムサイ級一隻、リック・ドム6機の補給を受け、サイド6TV局が生中継する中、再び第13独立部隊と交戦するが、為す術もなく壊滅させられてしまう。追い詰められたコンスコンは特攻を試みるも、それは叶わず戦死。なお劇場版ではこれらの戦いは一つにまとめられている。

放映後、コンスコンはその呆気無い負け方から、ガンダム関連の書籍などでは「無能な将」という形で紹介されていたが、近年では「無能ではなく寧ろ有能であったが、それ以上に第13独立部隊の面々(特にアムロ)の成長が著しかったため敗れた」と言う設定に変わりつつある。

しかしTV版においての戦いぶりは、「大兵力で待ち伏せして先制攻撃をかける」という必勝の策をとってさえ返り討ちにされた強敵相手に、無策にも半減したMS戦力で正面から再戦、撃滅されるという、指揮能力以前に学習能力に疑問があるものだった(しかも、一応先制攻撃をかけてなお敗北している)。また会戦前にシャアをわざわざ呼びつけてネチネチいびるなど、人格面にも疑問がある。しかも、TV版においてはそのシャアのザンジバルの後方遮断によってホワイトベースが退却したことで、一度は命を救われながら、礼一つしていない。

そして、第13独立部隊の予想外の精強さを見せつけられたコンスコンは、ただ呆然とするだけで、明確な指示一つ出せなかった。特攻を命じたのも確たる決意の上ではなく、「無能な」シャア以上の無様な敗北を喫したこと、それをシャアに見られていることにうろたえた果ての、うわ言に近いものであった。

コンスコン無能説は、将としての能力以前に、人としての無様さから唱えられたものと思われる。

なお、シャアの着用しているマスクを見てなぜ人前でも外さないのかストレートに言及した唯一の人物である。


サグレド
サグレドは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。19話に登場。(声:古川登志夫、特別編II西前忠久)

ランバ・ラル隊の一員で、ソドンの町で食事を取る時に歩哨に立った。アムロを探していたフラウを挙動不審と見なしてラルの元へ連行するが、ラルから彼女を放免するように言われたため、やむなく従う。その後ラル隊は全滅したので彼もまた(20話か21話で)運命を共にしたものと思われる。「サグレとマイルは見張りだ」というラルの台詞が聞き違えられたのであって、「サグレド」ではなく「サグレ」が正しい呼称ではないかと指摘する声もある。


サスロ・ザビ
詳細はザビ家#サスロ・ザビを参照。


ジーン
ジーンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。(声:テレビ版曽我部和行、劇場版若本紀昭/現若本規夫、特別版I森田順平)

デニム率いる偵察部隊の一員。1話ではザクIIでサイド7へ潜入。地球連邦軍のV作戦によって製作されたMSの部品を目の前に戦功を焦り、偵察任務を放棄し攻撃を仕掛ける。そして当時民間人だったアムロが偶然乗り込んだガンダムと対峙。史上初の「モビルスーツ同士の戦い」を繰り広げるも、頭部の動力パイプを掴まれ引きちぎられる。その後デニムの指示でスレンダーのいるサイド出入口まで逃げようとしたが、ガンダムのビームサーベルで背後から機体を真っ二つに切断され戦死。史上初のMS同士の戦闘を行ったという名誉と、命令無視の上撃墜されたという不名誉とを同時に得る結果となった。また、新兵とはいえ軍人でありながら、マニュアルを見ながら初めてMSを操縦する民間人(の少年)に負けたことから一般に彼の評価は低い。が、彼と上官であるデニムのザクIIによる攻撃でサイド7、及びホワイトベースに乗艦していた正規軍人は大多数が死傷。また連邦軍が製作したMSの大半が破壊され、結果的にホワイトベース初期の運用とV作戦の方針に大打撃を与えたという意味ではその功績は多大という見方もある。その一方で彼の若さゆえの先走りがアムロをMSに乗せて「連邦の白い悪魔」を生むきっかけとなったことから、ジオン敗戦の最大の原因を作った人物という見方もある。

彼の独断専行は、ジオン軍全体の「実力・実績主義」「個々の戦闘力(モビルスーツの性能も含めて)は優秀だが、統率が悪くチームプレイが弱い」象徴として引き合いに出されることもある。名前の由来はジーンズからと思われる。


ジェイキュー
ジェイキュー (J.Q.) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。5話に登場。(声:古川登志夫、劇場版二又一成、特別編I服巻浩司)

ジオン公国軍の兵士。ジェイスキュー、ジェインスキューとも。5話にて、シャア率いる部隊の一員として、地球への大気圏突入をする間際のホワイトベースに攻撃を仕掛ける。しかし、搭乗するザクIIはガンダムがバズーカの弾丸切れを起こした一瞬の隙を突いてザクマシンガンの台尻で打撃を加えようと真上から襲い掛かった際に、至近距離からガンダムのバルカン砲で蜂の巣にされ、シャアへ助けを乞いながら敢え無く戦死する。


ジオン・ズム・ダイクン
ジオン・ズム・ダイクンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。ジオニズムの提唱者。TV版では38話の回想シーンのみに登場する。劇場版では、より精確な人物として描き直されている。

スペースコロニーへの宇宙移民が始まって半世紀以上が経ち、地球にとどまる特権を持つ人々とスペースノイドと呼ばれる宇宙移民の対立が深まる中、「スペースノイドからこそ新人類『ニュータイプ』が生れる」と説き、スペースノイドの地球からの自治権獲得を訴えて多くのスペースノイドから大きな支持を得た。やがて、サイド3を中心にジオン共和国として独立を宣言し、首相となる。彼の功績を記念し、ジオン共和国の首都は彼の名を借りてズム・シティと命名された。

しかし、宇宙世紀0068年にダイクンが突然死すると、ジオン共和国はデギンを筆頭とし実質上ザビ家の独裁国家となっていった。彼の死はザビ家による謀殺説が主流だが、機動戦士ガンダム THE ORIGINでは、若き日のキシリアの独走による謀略説が匂わされている。この作品では死因について、側近だったジンバ・ラルが「トリカブトと東洋の毒キノコを調合したモノを飲まされた」と断言していた事から、自然死であれば心筋梗塞、謀殺による死去であれば毒殺と窺い知れる。尚、THE ORIGINではアニメ版でハト派だったとされるダイクンがタカ派的発言を行うなど幾つかの差異が生じている。

彼には2人の子供がいたが、ザビ家の台頭により居場所を失った彼らはエドワゥ・マス、セイラ・マスとそれぞれ偽名を名乗り、数奇な運命を辿ることになる。


ジッタル
ジッタルは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。29話に声と名前のみ登場。劇場版には登場しない。(声:二又一成)

ジオン公国軍人。ズゴックに搭乗し、シャアと共に地球連邦軍の本部ジャブロー総攻撃に参加するが、対空砲火を何とか潜り抜け着水したところへシャアの避けた魚雷の直撃を受け戦死。


シムス・アル・バハロフ
シムス・アル・バハロフは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。33話・39話に登場。 (声:松沢和子)

ニュータイプ用兵器開発部隊に所属するジオン公国軍の女性技術士官でブラウ・ブロの開発者。階級は中尉。航行テスト中に故障していたところを警戒飛行していたGアーマーに発見されたため、やむなく戦闘に入るもボルトアウトしたガンダムのビームライフルでブラウ・ブロの左半分を撃破され、分離機構を持つ右半分のみで辛くも離脱に成功する。ようやく実用化の目途がついた矢先のアクシデントにかなり悔しがっていた。

その後、木星帰りのニュータイプ、シャリア・ブルをメイン・パイロットに迎え、自らは戦闘データ記録のオブザーバーとしてガンダムに雪辱戦を挑むもブラウ・ブロを撃墜され、今度は脱出する間もなく戦死した。

出撃前にシャアとララァに会見し、フラナガン機関の秘蔵っ子といわれるララァに驚きつつも、彼女のヒラヒラした服装に難色を示して軍服の用意は無いのかとシャアに問いただしている。彼女の遺志(ララァの軍服)は40話のキシリアの命令をもってしても叶わず、劇場版『めぐりあい宇宙編』にて漸く成就することになる。が、シムス自身は劇場版には登場しなかった。


シャア・アズナブル
詳細はシャア・アズナブルを参照。


シャリア・ブル
シャリア・ブルは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。39話に登場。(声:木原正二郎)

ガンダム作品中、初めてアムロと戦ったニュータイプ。階級は大尉。口ひげをたくわえたロマンスグレーの中年紳士といった外見であり、若年層に数多く発生例が見られたニュータイプ(のパイロット)としては後のシリーズを通しても異色の存在。また、意味不明な言動やエキセントリックかつ情緒不安定な性格の多いニュータイプ(又は強化人間)の中にあって、その落ち着きのある謹厳実直な人柄も極めて異例である。

ジオン公国の擁する木星エネルギー船団の隊長を務め、核融合のエネルギー源であるヘリウム3採取・運搬に従事していた。一年戦争末期、危険な任務に就きながら再三に亘って無事に生還する彼に高いニュータイプの素養が見られることがフラナガン機関の調査で明らかとなり、ギレン自ら執務室にて謁見、キシリア配下のニュータイプ部隊に送り込まれる。その際にギレンからキシリアの元へ派遣する意味を問われ、その政治的な意図を察するも敢えて「閣下の深いお考えは分かりません」とはぐらかして答えている。キシリアも「木星帰りの男」シャリア・ブルの報告を受け、ララァ以上の戦果を期待していた。着任早々、戦闘データ記録係のシムスを伴ってブラウ・ブロに乗りホワイトベース隊を急襲。オールレンジ攻撃を全開に駆使することでブラウ・ブロの真価を初めての操縦で遺憾なく発揮し、迎撃に出たガンタンクを翻弄、ガンキャノンの両脚を吹き飛ばす。ガンダムとも戦いシールドを破壊するが、同じくニュータイプの素養が飛躍的に高まりを見せていたアムロに頼みの有線ビーム砲を撃ち落された末に本体の位置を特定されてしまい、攻撃を掻い潜られ左右の分離も不可能な真横から至近距離からのビームライフルを浴びて撃破され戦死する。しかし、この戦いで無理をさせ過ぎたため、ガンダムの操縦系統はアムロのニュータイプとしての鋭敏な反射神経に追いつかなくなり、オーバーヒートを起こす事態に追い込まれてしまう(その後に対策としてマグネット・コーティングが施される)。

出撃する前に彼はシャアとララァに会見しており、ララァの優れたニュータイプの素養を見抜くと共に、シャアにニュータイプの、延いては人類全体の行く末を託していた。シャアは律儀で不器用な彼がギレンとキシリアの間で板挟みとなり苦悩していたことを会見時に見抜いており、敢えて彼に死に場所を与える意味で出撃させている。

TV版では1話のみのゲスト出演キャラだったが、小説版ではララァが早々に退場する関係で、彼女の代りにシャアの右腕的な存在となって活躍している。TV版同様ブラウ・ブロに搭乗するが、サイコミュを通じてアムロ・レイへ同盟を呼びかけるという重要な任務に就き、逆上したアムロが反射的に放ったビームライフルにコクピットを直撃され戦死した。なお、TV放映が当初の予定通り全52話であれば、シャリア・ブルのエピソードは3話分になるはずだったという。

因みに「木星」というキー・ワードは『Z』のパプテマス・シロッコなど以後のシリーズに於いても「ニュータイプ」という言葉と密接な関連を持つようになるが、シャリア・ブルはその意味でも嚆矢と言えよう。

単なる端役が殆どである「非・安彦デザイン」キャラクターの中では例外的な、物語に於いて極めて重要な位置を占める存在である。劇場版では登場しないが、これについて富野監督は、上映時間の不足に加えて安彦の「シャリア・ブルのエピソードは要らないでしょ」との意見があったため、と語っている。この事から安彦の『THE ORIGIN』にも登場しない可能性がある。


ジョイス
ジョイスは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。34話に名前のみ登場。

コンスコン隊に所属するリック・ドムのパイロット。サイド6を出港するホワイトベースへ攻撃を仕掛けるが、厚い弾幕の前に機体を直撃されて爆死。


ジンバ・ラル
ジンバ・ラルは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。38話に登場。(声:滝雅也)

ランバ・ラルの父であり、シャアとセイラの回想シーンにのみ登場する。ジオン共和国の創始者ジオン・ダイクンの盟友。ダイクンの死後、政権を簒奪したデギンによってジオン公国が成立すると、その迫害を避けるためジオン・ダイクンの遺児キャスバル・レム・ダイクン、アルテイシア・ソム・ダイクンとともに地球に逃れ、その保護者となった。彼は、ダイクンの死をデギンの陰謀による暗殺であると主張し続けており、彼に養育されたことがその後のキャスバル(=シャア)の行動原理を決定づけたといわれている。

機動戦士ガンダム THE ORIGINでは権力を簒奪したザビ家への憎悪に凝り固まった偏執狂的な老人として描かれており、息子のラルからも呆れられていた。ラルの依頼によるハモンとタチの手引きでキャスバルやアルテイシアと共に船荷に隠れてジオンを脱出。地球に降りてマス家で暮らしつつエドワウ(キャスバル)に対し人類のニュータイプへの覚醒やザビ家への憎しみを植えつける養育を施すが、セイラ(アルテイシア)は毒殺と復讐の話ばかり聞かせる辛気臭い彼を嫌い、話を聞こうともしなかった。また、エドワウとセイラを引き取り、実の子のように可愛がっていたマス家の当主テアボロ・マスも幼い2人を無理矢理ジオンへの反攻に加担させようとする事を強く非難した。しかし、その一方で彼らの亡命先はキシリアの諜報機関によって監視され続けており、アナハイムと手を結びジオンへ反攻を計画しているジンバを危険視したキシリアの命でマス家を暗殺者の一団が襲撃した際に、甲冑を着た暗殺者に刺殺された。


ステッチ
ステッチは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。17話・19話に名前と声のみ登場。(声:塩沢兼人、劇場版稲葉実)

ランバ・ラル隊の隊員で階級は伍長。ザクに搭乗し、ホワイトベースを攻撃。脚部に装着したミサイルポッドでガンタンクのキャタピラを破壊した。その後、ホワイトベースを真後ろから攻撃しようとして迂闊に近寄り、それを察知したミライの機転で攻撃対象としていたエンジンの全力噴射を受け、その噴射熱でザクもろとも爆死した。

劇場版『哀・戦士編』にて新たにビジュアルが設定され、新規にカットインが挿入された。


スレンダー
スレンダーは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。1話・2話に登場。(声:鈴木誠一、特別編I柳沢栄治)

階級は軍曹。1話にて、デニム・ジーンと共にサイド7へ偵察に出て、サイドの出入り口付近でデニムから待機を命じられた。V作戦によるモビルスーツ開発のための施設を確認した後に、サイド内で戦闘を始めた二人のザクが突然動き出した連邦の新型モビルスーツに撃破されるのを目撃、ザクでムサイへ帰還し情報を持ち帰る。この時点ではV作戦に一番最初に接触した3人のうち、唯一生き残ったパイロットであった。なお、サイド内での戦闘には参加していなかったはずだが、何故か腕を負傷して包帯で吊っていた。シャア自らサイド7への再偵察を行った際には、案内人として突撃隊員に指名されている。

2話ではシャアを援護するために再度ザクで出撃するが、ガンダムのビームライフルは見ていなかったため、そのことをシャアに訴えるも「当たらなければどうという事は無い」というアドバイスを受ける。が、結局シャアより3倍遅いザクではアドバイスを有効に実践できるはずもなく、ビームライフルの照準内に易々と捉えられてしまい、ビームの直撃でザクを撃破され戦死した。


ゼイガン
ゼイガンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。19話・21話に登場。(声:第19話は永井一郎、第21話は鈴置洋孝)

ランバ・ラル隊の一員。19話にて、脱走したアムロを探しにやってきたフラウがバギーでホワイトベースへ戻るのをソドンの町からバイクで追跡し、ホワイトベースの位置を探り出し暗号を送る。偵察用バイク乗りで荒地や砂漠を物ともしないライディング技術は部隊随一である。21話でもホワイトベース襲撃前の偵察任務を敢行し、ホワイトベースがラルの白兵戦のダメージから兵力が落ちていることをハモンとタチに報告していた。その後は恐らくホワイトベースとの交戦で戦死したものと思われる。


セシリア・アイリーン
セシリア・アイリーンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。(ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』での声:井上喜久子)

ギレンの秘書を務める。最初に登場した小説版では彼の愛人であることをあからさまに窺わせる描写も有り、後に劇場版『めぐりあい宇宙編』にも新規作画で登場したが、金髪を結い上げた赤い軍服姿の美女に描かれている。なお、41話でアサクラからの連絡をギレンに取り次いだ女性の声(演じていたのは鵜飼るみ子)が彼女だとする説もあるが定かではない。

ゲーム『ギレンの野望』で初めて台詞を喋った。プレイヤーがジオン公国を選択した場合、彼女がギレン(プレイヤー)の采配をナビゲートしてくれることになる。


ゼナ・ザビ
詳細はザビ家#ゼナ・ザビを参照。


ソル
ソルは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。14話に登場。劇場版には登場しない。(声:塩沢兼人)

クワラン、ギャルと共に地方基地に所属する若いジオン兵で階級は軍曹。他のメンバーとは違って軍服の襟を常に正している。役割としては通信部所属の通信兵だが、ガンダム破壊作戦には自らワッパに乗りガンダムに時限爆弾をセットした。作戦失敗の後、地元の青年団になりすましタンクトップ姿でクワランたちと共にアムロを激励に現れていた。


タチ
タチは、アニメ『機動戦士ガンダム』に登場する、架空の人物。第21話に登場。(声:永井一郎)

ランバ・ラル隊の一員で階級は中尉。ラル亡き後、残存部隊の補佐を務めた。21話にて、部隊最後の攻撃にザクII(マゼラトップ砲装備)で出撃。古来より伝わる「錐の戦法」を提案しホワイトベース撃破を試みる。ホワイトベースにぶつけるために爆薬を満載したカーゴ(ギャロップの居住ブロック)に、ガンダムが動きを止めるべく取り付く。そこを背後からガンダムにヒートホークで攻撃を仕掛けていた際に肘でかち上げられ、新たに攻撃を仕掛けようとしたハモンの乗るマゼラトップからの誤射を受け、戦死する。劇場版では声優が異なるが、未クレジットのため声優名は不明。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では1年戦争開戦以前からラルやハモンとは付き合いがあった(ハモンに片想いして彼女の店の常連客となっていた)という設定になっており、ジンバ・ラルとキャスバル・アルテイシア兄妹を船荷に隠して地球に送る手伝いをしている。開戦後、キシリア機関の目を掻い潜りセイラと接触。キャスバルとシャアの関連を匂わせる極秘情報を届ける美味しい役回りも演じた。その後は地球で諜報活動に就いていたが、ラルの死後ハモンがホワイトベースに仇討ちをかける事を知り、旧型ザクなどの装備とWBの進路情報を手に馳せ参じる。自身もザクに搭乗してホワイトベースに特攻をかけるがガンタンクの射撃を受け、最後にハモンの役に立てて本望と言い残して戦死する。アニメでは1話限りの地味なキャラだったが、THE ORIGINに於いて屈指の儲け役キャラへと大化けした。またハモンとの再会時に、ラル程の人材を捨て駒にするジオンに明日は無いと、戦争の敗北を予言していた。

小説版ジオニックフロントにおいては、"闇夜のフェンリル隊"の隊長ゲラート・シュマイザーと知り合いであるという設定が存在する。


ダルシア・バハロ
ダルシア・バハロは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。

小説版によればU.C.0037生まれ。法的にはジオン公国の首相だが、議会や軍部をギレンが掌握している為に実質的な権力は無く、デギン公王とともに象徴として置かれた傀儡に過ぎなかった。一年戦争終盤にデギンの意を受けて連邦との和平工作を行うが、事実上の最高権力者であるギレンが徹底抗戦の意志を持っていたため工作は不調に終わる。しかし、ドズル・デギン・ギレン・キシリアが戦死しザビ家が実質上崩壊した為、国名を「ジオン共和国」に戻し、共和国の首相として地球連邦と終戦協定を結ぶ。初登場は小説版で、後に劇場版『めぐりあい宇宙編』にも登場。台詞もあるが、クレジットされなかったために声優は不明。

OVA『機動戦士ガンダム第08MS小隊』の映像特典である『宇宙世紀余話』によれば、連邦との終戦協定の締結という自分自身の権限での初仕事を成し遂げた直後、暗殺の危険性を示唆されたにも拘らず一人で会場を後にしたという。その後の消息は不明。


ダロタ
ダロタは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。11話に登場。劇場版には登場しない。(声:古川登志夫)

ガルマの部下で階級は中尉。ガルマ戦死後、彼の復讐を遂げんと基地を訪ねてきたイセリナの気迫に圧され、彼女をエスコートして3機の攻撃空母ガウで出撃した。彼も以前にパーティーで彼女の姿を見てイセリナに仄かな好意を抱いている様子であった。ガウでガンダムヘ特攻した際に怪我を負い、激突のショックで戦死した。その後イセリナがガウからアムロを狙い撃とうとした銃は、操縦席に突っ伏したまま動かなくなった彼のホルスターから抜き取ったものである。

デギン・ソド・ザビ
詳細はザビ家#デギン・ソド・ザビを参照。

デニム
デニムは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。1話に登場。(声:緒方賢一、特別版I廣田行生)

V作戦の偵察のためサイド7にザクIIで侵入した小隊の指揮官で階級は曹長。スレンダーには待機を命じ(これがガンダムシリーズにおける登場人物の発した最初のセリフである)、ジーンと共にスペースコロニー内へ侵入。搬入される地球連邦製のMS及び関連パーツを発見する。しかし、ジーンが功を焦って攻撃に入り、偵察任務は一転して強襲となってしまう。そしてアムロの操縦により稼動したガンダムによりジーンのザクが撃墜され、部下を殺された怒りに任せてガンダムに渾身の左回し蹴りを見舞おうとするが、一瞬早くビームサーベルでコクピットを貫かれ戦死する。

若いジーンを残して慎重なスレンダーと共に侵入していれば、サイド7偵察任務は滞りなく果たしていたと思われるだけに、彼の人選ミスが元凶という見方もできる。逆に自分の目の届く所に置いていたという見方もできるが、どのみち部下を制止出来なかった指揮能力の低さにも問題があった。シャアも「デニムに新兵が抑えられんとはな」と呆れていた(この台詞は一方で、彼がある程度の評価を受けていたことも意味する)。

小説版では階級が中尉となっており、功名に逸りザクでサイド内での戦端を開いたのもジーンではなく彼である。ジーンのザクを瞬く間に撃破したガンダムの性能に驚いてサイド7を脱出した後、ガンダムと戦闘するシャアを援護したところをビームライフルに撃ち抜かれて戦死、とTV版でのジーンとスレンダーの役割を独り占めするかのような、或る意味で美味しいとも言える役どころであった。

余談だが、TV版の放映が終了して暫く後に、サイド7へ侵入した3機のザクのパイロット名の由来を「スレンダーなデニムのジーンズ」というフレーズからまとめて採ったもの、とする俗説がマニア間でまことしやかに語られたことがあるが、こうしたことからも3人のパイロット名がジーパンからイメージされる言葉に由来するものであると思われる。


デミトリー
デミトリーは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。31話・32話に登場。(声:31話は永井一郎、32話は古川登志夫)

ザクレロのテストパイロットで、階級は曹長。上官のトクワンを慕っており、ビグロが撃破された直後にシャアへ仇討ちのための出撃を願い出て却下されている。その後、廃棄予定であったザクレロに乗り込み、シャアに無断で出撃した。戦闘ではハヤトのガンタンクを翻弄し、シックルアームでガンダム(MA形態)の腕を引っ掻いたり、拡散ビーム砲を撃ったりなど善戦はしたものの、ビグロと比べて性能の劣るザクレロではガンダム相手に勝利を掴むことなど出来るはずもなかった。アムロから簡単に動きを読まれ、鎧袖一触でメインエンジンにビームサーベルを突き刺されて呆気なく戦死した。

ファンから「ジオン驚異のびっくりどっきりメカ」と揶揄されるザクレロの勇姿のみならず、GアーマーBパーツを下半身に装着したガンダム(デミトリー曰く「できそこない」)の珍妙かつ特異なシルエットなど今回(32話)のみのレア映像が満載だったが、劇場版では「Gメカが存在しない」という設定のため、これら一連のシーンは完全にカットされている。

デラミン
デラミンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。38話に登場。劇場版には登場しない。(声:永井一郎)

チベの艦長で階級は准将。チベの艦長だが実質的指揮権はマ・クベが握っており、マ・クベ不在の時に彼が指揮をしていた。テキサス・コロニー付近でホワイトベースと睨み合って膠着状態にあったが、バロムがワッケイン隊と戦闘に入った事を知り救援に赴こうとする。これを機に一気に均衡が崩れ、Gファイターの接近を許したため、僚艦のムサイを次々に沈められ、自身の乗るチベもホワイトベースに撃沈され戦死。バロムの到着を待つという消極策とガンダム以外は大した戦力ではないから一隻で攻撃を仕掛けてくるはずがないと軽視したことが敗因だった。

コンスコンの設定画を流用した「非・安彦デザイン」キャラの一人。

トクワン
トクワンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。31話に登場した。(声:政宗一成、劇場版III戸谷公次)

濃いあごヒゲと顔の傷が印象的なジオン将校で階級は大尉(32話では何故かマリガンに少尉呼ばわりされていた)。宇宙へ向かう機動巡洋艦ザンジバルの艦長も兼ねていたと思われるが、キシリアに無断でマッドアングラー隊を離れ木馬追撃任務を遂行するシャアに乗り込まれ(結果的に)艦を接収されてしまう。本来はビグロ(とリック・ドム)の実戦テストに使用するはずだったが、急遽ホワイトベースを追撃することとなる。因みにこのザンジバルは最終的に41話でホワイトベースによって撃沈されるまでシャアの乗艦であり続けた。

優れた身体能力を持っており、耐G能力に優れていたことから、ビグロのテストパイロットに抜擢された。その為、パイロットとしてのトクワンの力量の高さが窺える。なおヘルメットには、パーソナルマークと思われる角突き髑髏が描かれている。デミトリーを始めとする部下からは大変慕われていた。

大気圏離脱直後のホワイトベースと交戦し、ビグロの猛スピードで翻弄。セイラのGブルイージーをクローで掴み放り投げた上にアムロのGスカイをも圧倒する。急遽換装したガンダムのビームライフルをことごとく回避しつつ、メガ粒子砲とミサイルで更に猛攻を加えた。ガンダムはすれ違いざまにビグロの機体底部に取り付いたが、急激な加速度のショックで一時的とはいえアムロは気絶に追い込まれ、涎を垂らすという醜態を演じてしまう。しかし、取り付いたガンダムをクローで捕まえる際に与えた衝撃でアムロが意識を取り戻してしまい、メガ粒子砲をかわされると同時に放たれたビームライフルの直撃を受け撃墜された。

劇場版『哀・戦士編』(ラストにワンカット出演)及び『めぐりあい宇宙編』ではザンジバルの乗員としてのみの登場であり、ビグロとガンダムの戦闘シーンも全てカットされているため戦死していない。


ズル・ザビ
詳細はザビ家#ドズル・ザビを参照。


トルガン
トルガンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。21話に登場。(声:塩沢兼人)

ランバ・ラルの部下。敵討ちの際にハモンが一人ずつ声を掛け握手をする際に、真っ先に声をかけられ喜びのあまり笑顔で応え敵討ちを誓った。その後ホワイトベースとの死闘で戦死したものと思われる。


トレノフ・Y・ミノフスキー
トレノフ・Y・ミノフスキーは、アニメ『機動戦士ガンダム』にて設定上存在する人物。

ミノフスキー物理学の提唱者。名前の由来は「富野好き」からであると言われている。本作の世界観を決定付ける架空の物質「ミノフスキー粒子」を発見した。

それまでにも二次創作物の劇画(沖一などによる)やイラスト等で様々な彼の姿が描かれていたが、機動戦士ガンダム THE ORIGINで遂に決定版とも言うべきビジュアルが描かれた。一年戦争以前からジオンでドズルの指揮下、MSの開発にも中心人物として携わっていた、という新たなキャラクター設定がなされている。その後、連邦へ亡命を図ろうとしてラル・シャア・黒い三連星という超豪華パイロット達の追撃を受けることになる。月面で行なわれたモビルスーツ戦の巻き添えを食い、倒壊するガンキャノン試作タイプの下敷きとなり死亡した。


ドレン
ドレンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。1話〜7話・11話・32話に登場。 (声:永井一郎、劇場版III池田勝、特別編I宝亀克寿)

ジオン公国宇宙攻撃軍所属で階級は少尉(後に大尉)。シャアの副官を務めるが、MSパイロットであるシャアは自ら出撃する事が多く、その際には旗艦ファルメルの指揮を任されていた。シャアの女房役と言ってもいいだろう。地球にコムサイで降下した後もシャアを補佐したが、ガルマに対するシャアの不穏な姿勢に薄々気付きながらも敢えて追及はせず、黙認に近い態度を通した。ひとつ間違えば自らの立場も危ういところで動じない胆力が、後に「また貴様の手を借りたいのだ」とシャアに言わしめるほどの信頼を得たようである。

シャアの左遷後は大尉に昇進し、ムサイ級軽巡洋艦三隻およびリック・ドムを擁するキャメル・パトロール艦隊の指揮官となっていたが、ホワイトベースを追う元上官・シャアの挟撃要請に応えてホワイトベース隊に艦隊戦を挑む。しかし、以前に比べ格段に技量の向上したホワイトベース隊の攻撃に圧倒され、僚艦のトクメルとスワメルが相次いで撃沈、旗艦のキャメルもブリッジをガンダムのビームサーベルで切り裂かれ、宇宙空間へ放り出されて戦死する。劇場版『めぐりあい宇宙編』では、指揮官として部下を怯えさせないようノーマルスーツ着用を拒否する描写があったが、ビームライフルの直撃をブリッジに受け戦死。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、シャアが左遷後キシリアにより地球で原隊復帰した際に再び副官となり、ジャブロー攻撃をサポートしている。


トワニング
トワニングは、アニメ『機動戦士ガンダム』、フォトストーリー『ガンダム・センチネル』の登場人物。40話・42話・43話に登場。(声:佐藤正治、特別編III岸野一彦)

ギレンの幕僚で階級は准将。ア・バオア・クー防衛戦の最中、キシリアによるギレン暗殺の場に居合わせた。「総帥の名誉の戦死」を宣言し、司令室の動揺を鎮めキシリアの指揮権継承を認めた。その後、戦況の悪化に伴いキシリアに命じられて秘かに彼女の脱出の手筈を整えた(その際に降伏後の自分の身柄についてキシリアへ特別な配慮を要請している)。

その後の消息については、キシリア搭乗艦出港に際してゲートに向かう途中で戦死したという説と、ア・バオア・クーの指揮権を引き継ぎ地球連邦軍に降伏、戦犯として裁かれ極辺の収容所に囚われたものの脱走しアクシズへ、第一次ネオ・ジオン抗争時には艦隊司令の任に就いていたとする説がある。また、1986年に勁文社より発売されたゲームブック『機動戦士ガンダム 最期の赤い彗星』ではアクト・ザク、ガルバルディ、ペズン・ドワッジといったペズン計画のモビルスーツでシャアに襲い掛かる。

初放送時は12話でガルマの国葬に参列した名も無い将軍の一人の設定画を流用したと思われる。劇場版III制作時に改めて安彦良和によってデザイン設定画が描かれた。


ナルス・ザビ
詳細はザビ家#ナルス・ザビを参照。


バイス
バイスは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。22話に登場。劇場版には登場しない。(声:永井一郎)

マ・クベの配下。レーダーに感知されないよう装備を全てプラスチック製にした上でリフトジェットで接近し、ホワイトベースにプラスチック爆弾を仕掛ける特殊工作隊の隊長。見事に任務を果たし、ホワイトベースはミノフスキー粒子発射口・ECM発信器を破壊されてしまう。これによりマ・クベの仕掛けた罠に掛かったホワイトベースは大型メガ粒子砲の直撃を受けて大破することになる。


バイソン
バイソンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。8話に登場。劇場版には登場しない。(声:飯塚昭三)

ガルマの部下。ドップに乗りホワイトベースに攻撃を仕掛ける。ガンペリーから秘かに発進したガンダムの攻撃で戦線が混乱をきたし、地上のマゼラアタック部隊と同士討ちを演じた末に総崩れとなって退却を余儀なくされた。


バタシャム
バタシャムは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。40話に登場。劇場版には登場しない。(声:政宗一成)

ジオン公国軍のモビルスーツパイロットで、階級は中尉。40話において、初陣であるララァの乗るエルメスの護衛のためリック・ドムに乗り出撃する。彼はベテランパイロットだったため、実戦経験の無いはずのララァが圧倒的なニュータイプ能力を見せつけ2隻のサラミスを撃破するのを目撃し、戦うのが馬鹿馬鹿しくなって護衛の任を放棄してエルメスの後方に下がってしまう。帰還後、指揮官であるシャアにこの事を叱責されるが、ララァを妬んでいたと正直に言うところは清々しくもある。

なお、リック・ドムの1/144プラモデルのパッケージには、搭乗パイロットとして彼の姿がある。6話に登場したゲビルの設定画を流用したと思われる。とは言えゲビルは声しか出ていなかったので、ビジュアルとしては実質初登場と言ってよい。


バムロ
バムロは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。8話に登場。(声:永井一郎)

8話にて、ホワイトベースがジオン公国軍部隊との一時休戦中に、偵察機ルッグン(コードネームはビッグ・ジョン、その時の副操縦士はコム)に乗り、ホワイトベースの避難民を降ろす動きを監視する。セント・アンジェに向かおうとしていた避難民、ペルシア親子を気遣い救助物資を投下するなど、戦っている相手のジオン兵もまた同じ人間であると強く視聴者に印象づけた。その後、秘かにガンペリーから発進したガンダムの放った反射光をバムロは鋭く見逃さなかったためにやむなくアムロにルッグンを撃墜されてしまう。が、一命を取り留め、ペルシア親子に手当をしてもらった後、この荒野こそが一年前までセント・アンジェだった場所だとペルシアに告げ、コムと共に原隊に復帰する。その後の消息は不明。

劇場版には登場しなかったが、機動戦士ガンダム THE ORIGINにはペルシア母子ともども、まさかの登場を果たしている。


バロム
バロムは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。36話・38話に登場。(声:滝雅也)

キシリアの部下で、階級は大佐。前線で戦う兵の心を良く知る人物。ソロモン救援時の限定でマ・クベ付きの参謀として随伴していた。キシリアの命令によりソロモンの救援に向かう途上でソロモン陥落時に脱出してきた友軍と遭遇、先を急ごうと冷酷に見捨てようとしたマ・クベに諄々と諫言し、脱出艇の回収を行った。これによりゼナとミネバは救われたが、ソロモンへの救援は時を逸してしまった。マ・クベの命でゼナとミネバをグラナダへ送り届けた後、デラミン艦隊との合流を急ぐ途上で運悪くワッケインの第3艦隊と遭遇し交戦。乗艦チベを沈められて戦死した。なお、彼の乗るチベは何故かカラーリングが通常のワインレッドではなく、ムサイのような緑色だった。

また、富野による原案では、気に入らないマ・クベを亡き者にしようとシャアと共に画策し、ドワッジ(リック・ドムの最初の名前)に乗り込んでアムロと交戦するというテレビ版と比べて非常に器の小さい人間として描かれている。

「非・安彦デザイン」キャラの一人。劇場版ではゼナとミネバを救出するシーンのみに登場し戦死はしていない。


ハンブル
ハンブルは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。6話に登場。(声:永井一郎、飯塚昭三、劇場版田中康郎)

ジオン公国地球方面軍の戦闘機パイロット。ガルマの下でドップ小隊を預かる。ガンタンクを目撃して、その破壊力に驚愕する。ホワイトベースとの交戦により戦死したと思われる。TV版ではスタッフのミスなのか、途中で声優が入れ替わっていた。デザインは後に40話でバタシャムの相棒へ流用されている。


ビービ
ビービは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。9話に登場。(声:永井一郎)

ジオン公国地球方面軍の戦闘機パイロットで、ガルマに随伴し護衛を務める。背中のロケットノズルでジャンプして空中戦を展開するガンダムを目の当たりにして驚愕した直後、バズーカ(劇場版ではビームライフル)で乗機のドップを撃墜され戦死。なお、劇場版では声優が変わっているが、未クレジットのため声優名は不明。


フィックス
フィックスは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。3話・4話に登場(3話は名前のみ)。劇場版には登場しない。(声:古川登志夫)

シャアに率いられマチュウらと共にノーマルスーツ姿の特殊工作部隊としてルナツーへ奇襲をかけ、更にザクに乗り込み出撃したが、ホワイトベースによるマゼラン艦排除の爆風に機体を巻き込まれて戦死。


フラナガン
フラナガン (Dr. Flanagan) は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。37話・39話に登場。(声:永井一郎、劇場版III松岡文雄)

ジオン公国のニュータイプ研究所とも言うべきフラナガン機関の設立者。脳波を増幅させる装置「サイコミュ」を開発し、エルメスに実装してビットの遠隔操作テストを行なっていた。

TVシリーズと劇場版ではキャラクターデザインが大きく異なる。TV版は目の小さい白髪のふさふさした温厚そうな痩身の老人だったが、安彦良和による劇場版デザインではやや年齢が若返り、目はギョロッと大きく頭は禿げており、頭髪もヒゲも黒い太ったアクの強い中年男性となっていた(小説版での狡猾なキャラクターを反映した物と考えられる)。なお、劇場版ではローレン・ナカモト似の助手も登場している。

TV版は「非・安彦デザイン」キャラクターの一つ。小説版でのフルネームは「フラナガン・ロム」。

OVA『機動戦士ガンダム第08MS小隊 ラスト・リゾート』に於いて、フラナガン機関のモルモットにされていた少年少女が地球に降下して、偶然に出逢ったシローとアイナから各々第08MS小隊メンバーに由来する名前を付けてもらい、ひっそりと寄り添って暮らすエピソードが描かれている。その彼らのモルモット時代の回想中に冷酷な実験を施すフラナガン(劇場版ビジュアル)の姿が僅かに映る。


フラナガン・ブーン
フラナガン・ブーンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。26〜28話に登場。(声:永井一郎、劇場版蟹江栄司)

マッドアングラー隊に所属するユーコン艦長で階級は大尉。マッドアングラー隊におけるシャアの副官。MS隊を指揮したり、ホワイトベースにスパイを潜り込ませるなど、活躍する。

28話にて、ホワイトベースに潜入したスパイ107号(ミハル)と接触するために、民間(ベルデ漁業組合)の飛行機がジオン戦闘機の攻撃に遭ったように装ってホワイトベースに救助を求め、部下のキャリオカと共にまんまと艦内への潜入に成功する。また、トイレに立つフリをしてミハルとの音声通話にも成功、木馬の目的地が南米ジャブロー宇宙船用ドックとの情報を入手している。

その後、自らグラブロを駆り、ズゴック2機と共に出撃。ホワイトベース隊と交戦し、ガンダムの片足を掴んで引きちぎる等ダメージを与えるが、逆に水中でのガンダムの機動性を上げてしまいコクピットをビームサーベルで貫かれて撃破され戦死する。劇場版ではミハルの発射したガンペリーのミサイルで戦死している。

フランシィ
フランシィは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。32話に名前のみ登場。

フラシィ、クランシーとも。ドレン率いるキャメル・パトロール艦隊に所属するリック・ドムのパイロット。ホワイトベース隊との交戦中、未だガンダムを発見していないことをキャメルのブリッジ付近で機体の身振りによって報告するが、その直後に直撃弾を受けドレンの眼前で戦死。


ヘイブ
ヘイブは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。23話に登場。劇場版には登場しない。(声:塩沢兼人)

クリンク中尉の部下でド・ダイYSの連携運用隊のグフのパイロット。クリンクのド・ダイYSと組んでミデア編隊を攻撃していた。アムロのコアファイターを攻撃しようとした瞬間にガンキャノンの砲撃でド・ダイが爆発し、地上に追い落とされる。地上戦ではヒートロッドでガンダムを苦しめるが、急に反転したガンダムのビームサーベルでヒートロッドと片脚を切断される。その直後に何故か「エンジンをやられた」と叫びグフごと爆死。


ボラスキニフ
ボラスキニフは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。29話に登場。(声:戸谷公次、劇場版池田勝)

マッドアングラー隊の一員で階級は曹長。ジャブロー攻略のための先発隊として出撃し、ジャブロー内部への入り口(宇宙船用ドック)を発見する大手柄を立てる。が、それも束の間、メインカメラをウッディに潰されたシャア専用ズゴックの脱出を援護すべく乗機であるゾックのビームを乱射するが、ガンダムのビームライフルでコクピットを貫かれ呆気なく戦死。出撃前のゾックを見たシャアが「見掛け倒しでなけりゃいいがな」とコメントしていたが、結果的に「見掛け倒し」で終わってしまった。

劇場版ではゾック撃破のシーンがカットされているため、彼の生死は不明。(戦車の砲撃で撃破されているようにも見える)


マーシー
マーシーは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。26話に登場。劇場版には登場しない。(声:戸谷公次)

マッドアングラー隊の一員でゴッグのパイロット。コーカ・ラサと共に出撃し、ベルファスト基地を襲撃した。出撃してきたGブルに飛びかかろうとしてビームキャノンが機体を貫通し戦死。


マーチ
マーチは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。23話に登場。劇場版には登場しない。(声:二又一成)

マ・クベ麾下のMSパイロットでクリンク中尉の部下。グフに搭乗し、マチルダ補給部隊を襲撃した。ヘイブのグフ撃破後の爆風により動力系をやられたガンダムをあと一歩というところまで追い詰めるが、ミデアに積まれていたGファイターを操縦するハヤトの支援により、ド・ダイYSを破壊され地上へ追い落とされる。そのとき空中で、ガンダムのビームサーベルを宙返りで回避するという荒技を見せた。そして着地後、なおも指のバルカンで攻撃するが、シールドを投げつけられ倒れたところへガンダムに逆手に構えたビームサーベルをコクピットに突き立てられ戦死する。

マイヤー
マイヤーは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。36話に登場。(声:滝雅也、特別編III長嶝高士)

ソロモン要塞を巡る攻防ではドズルに付き従い、ビグ・ザムの副パイロットとして出撃する。ソロモンの陥落を悟ったドズルに脱出を促され一度は異を唱えるも、彼の意を汲みノーマルスーツ姿でザクに曳かれてドズルへ敬礼しつつソロモンを後にした。8話に登場したバイソンの設定画を流用したと思われる。


マイル
マイルは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。19話に名前のみ登場。

ランバ・ラル隊の歩兵でソドンの町のレストランでサグレドと歩哨の任に就いていた。その後ラル隊は全滅したので彼も恐らく(20話か21話で)戦死したものと思われる。


マグ
マグは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。13話に登場。(声:龍田直樹)

アムロのコアファイターが目撃されたとの情報により難民キャンプを見回りに来たジオン兵の一人。同僚のロスがアムロの銃撃を受けて倒れるのを見るや、慌ててその場を走り去り、ロスを置き去りにしたまま乗ってきた車で逃走した。ロスと同様にTV放映時には名も無いパトロール兵の一人だったが、劇場版にて名前を付与された。


マジソン
マジソンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。30話に登場。(声:二又一成)

マッドアングラー隊の一員で、シャアや赤鼻と共にジャブローに潜入した特殊工作部隊の一人。シャアとは別行動を取ったグループだったため、ジム製造工場への潜入に成功。ラムジと共に時限爆弾を設置している途中、紛れ込んできたカツ・レツ・キッカの三人組に気付かれロープで縛り上げる。なお、ラムジへ敬語を使っていたので階級は彼より低いと思われる。ジャブローから脱出しようとする途中でガンダムの追撃を受けアッガイを撃破されて戦死。なお、劇場版では戦死したのは赤鼻のみで、彼を含めた他の工作員は無事にアッガイで脱出したと思われる。


マ・クベ
詳細はマ・クベを参照。


マチュウ
マチュウは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。3話・4話に登場(3話は名前と声のみ)。劇場版には登場しない。(声:3話は政宗一成、4話は広瀬正志)

ザクのパイロット。ルナツーに奇襲をかけ、シャア専用ザクのヒートホークとビームサーベルで鍔競り合いをしていたガンダムを背後からザクマシンガンで攻撃しようとして、後ろ手でもう一本のビームサーベルを突き刺され戦死。


マッシュ
詳細は黒い三連星#マッシュを参照。


マリガン
マリガンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。26話・27話・29話・31話〜35話・37話・40話・41話に登場した。(声:塩沢兼人、戸谷公次、二又一成、佐藤正治)

物語中盤からのシャアの副官で、階級は中尉。前の副官ドレンは叩き上げで恰幅のいい豪放なタイプだったが、それとは正反対の線の細い生真面目なエリートタイプ。シャアから突き放すような態度を取られたときに畏縮してしまうことが多かった。シャア出撃時には本隊の指揮を執る。 

32話でデミトリーをシャアに無断で出撃させてしまい、さらにそれが撃破されたことで、シャアに借りを作ってしまう(この借りは40話で返した)。33話でシャアが命じたキシリアへの暗号電文の内容に「それだけですか?」と聞き返してしまい、気の利かなさと若さを露呈。37話ではゲルググで出撃するシャアにノーマルスーツ着用を進言しているが、すげなく断られている。41話でゲルググとエルメスがガンダムと交戦中に、こちらもホワイトベースとの戦闘となっており、乗艦ザンジバルのブリッジに直撃を受けて撃沈され戦死。劇場版ではザンジバル撃沈シーンがカットされているものの、いつの間にか戦死したことになっている。


ミサキ
ミサキは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。21話に登場。(声:鈴置洋孝)

ランバ・ラル隊の生き残りの一員。出撃前にハモンから2番目に声をかけられた角刈りの若い兵士。ハモンによるラルの復讐戦に参加し戦死したものと思われる。


ミネバ・ラオ・ザビ
詳細はザビ家#ミネバ・ラオ・ザビを参照。


ラコック
ラコックは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。35話・36話に登場。(声:塩沢兼人、特別版III宮田浩典)

宇宙要塞ソロモン内でドズルの副官を務めていた参謀で階級は大佐。ドズルが不在のときには代わりに指揮を執っている。「ドズルのブレイン」と称され、ドズルが専用機に搭乗し、司令部を不在にできるのはラコックの指揮に負う部分が大きい。妻子の元へ行くときもドズルは彼に指揮を任せた。またドズルはコーヒーを飲む際にも彼に頼んでいる。キシリアの第七師団への救援要請を提案したが、意地を張るドズルに却下されている。

ビグ・ザムが単機特攻をかけて時間を稼ぐ間に残存戦力をまとめ、ソロモン陥落の前にグラナダかア・バオア・クーへ脱出したと思われる。


ラムジ
ラムジは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。30話に登場。(声:鈴置洋孝)

マッドアングラー隊の一員で、シャアや赤鼻と共にジャブローに潜入した特殊工作部隊の一人。シャアとは別行動を取ったグループだったため、ジム製造工場への潜入に成功。マジソンと時限爆弾を設置している途中、紛れ込んできたカツ・レツ・キッカの三人組に気付かれロープで縛り上げる。マジソンが彼に敬語で応答していたことから、階級はマジソンよりも上と思われる。その後ジャブローからの脱出時にガンダムの追撃を受けてアッガイを撃破され戦死。なお、劇場版では戦死したのは赤鼻のみで、彼を含めた他の工作員は無事にアッガイで脱出したと思われる。

劇中でシャアが「ラジム」と呼んでいるため、関連雑誌記事等ではそちらの呼称で紹介される場合が多いが、安彦良和による設定画には「ラムジ」と明記されており、本項では設定上の呼称に準拠する。

ララァ・スン
詳細はララァ・スンを参照。


ラング
ラングは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。22話に登場。劇場版には登場しない。(声:二又一成)

装備を全てプラスチック製にした上でレーダーに探知されないようリフトジェットでホワイトベースへ接近し、プラスチック爆弾を取り付ける特殊任務に就いていた若い兵士。新兵のようだが、隊長のバイスと対等に喋っていた。作戦前の緊張から顔面に滲んだ汗を拭こうとしてヘルメットに気づき、苦笑しながらポンとヘルメットを叩く場面は「敵ジオン兵も同じ人間である」ということを実感させる屈指の名場面の一つ。


ランバ・ラル
詳細はランバ・ラルを参照。


リー・ホワン
リー・ホワンは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。29話に声と名前のみ登場。(声:戸谷公次)

ジオン公国軍人。ズゴックに搭乗し、シャアと共に地球連邦軍の本部ジャブロー総攻撃に参加するが、ガウ攻撃空母からの降下中にシャアが避けた対空砲火のミサイルが命中し戦死。劇場版には登場しないが、彼のズゴック撃墜シーンは流用されている。


リオ・マリーニ
リオ・マリーニは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。42話に登場。(声:二又一成)

ジオン公国軍人。階級は軍曹で、宇宙要塞ア・バオア・クーの技術整備士。ジオングを見たシャアに足が付いてないことを指摘されたが、「あんなのは飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ」と言った。更にサイコミュを使いこなせるか尋ねるシャアへ、ニュータイプ能力が未知数ゆえに保証できるわけがないと歯に衣着せずズバリと答え、彼の不興を買う。流石に悪いと思ったのか「大佐なら上手くやれますよ」と気休めの言葉をかけてシャアの出撃を見送った。劇場版では声優が異なるが、未クレジットのため声優名は不明。

但し、この名前は二次創作の短編小説で作られた非公式設定であり、放映当時はアニメ本編でも設定書でもあくまで名無しの整備兵である。因みにこの二次創作小説では、シャアを見送った後に自らも旧式のザクで出撃し戦死している。また、北爪宏幸の『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』にも、アムブロシアの(パーフェクト)ジオング整備士として登場。シャアと久々の再会を果たし、ジオングの足もまんざら飾りではなかったようだと前言を撤回している。


ロス
ロスは、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物。第13話に登場。(声:戸谷公次、劇場版寺田誠/現麦人)

アムロのコアファイターが目撃されたとの情報により難民キャンプを見回りに来たジオン兵の一人。捜索中にカマリアがアムロを隠していたベッドからホワイトベース呼び出し信号ブザーが鳴り響き、怪しんでベッドに迫ったところをアムロに拳銃で撃たれ重傷を負う。が、辛うじて命は取り留めた。マグ同様TV放映時には名は無く、ただのパトロール兵に過ぎなかったが、劇場版にて初めて名前が付与されている。難民キャンプの子供にチョコレートをちらつかせ戦闘機の情報を聞き出そうとして失敗し、渡し損ねたシーンがファンの間では印象深い。

[RSS] [Admin] [NewEntry]